2017年4月9日(日)
ロットゥーでスパンブリー県を目指す
急に百年市場に行こうと思った。バーンマイにしか行ったことがないのでどこか違うところにでもと思ったけれど、エカマイから行けるクローンスアン百年市場は帰り道が不安。ググっているとどうやらスパンブリー県のサムチュックという百年市場がバンコクからは行きやすいらしい。でも、大抵のロットゥーは戦勝記念塔(ビクトリーモニュメント駅)から出るのに、サムチュック行きは民主記念塔(デモクラシーモニュメント)近辺から出るらしい。
なんて思ってバス停からロットゥー乗り場を調べていたら、なんと両記念塔付近のロットゥーはみんな各地のバスターミナルに強制移転させられてしまったそう。
というわけでバスはやめてBTSでモーチット駅まで行くことにした。
夏空みたい。

先に言ってしまうと、チャトゥチャックの北バスターミナルからサムチュックに行く私が乗ったロットゥーは王道ではありませんでした。実際地図を見ると遠回りだし立ち寄るバス停も多い。そもそもサムチュックが終点ではなかったです。多くの方がブログ等で紹介されているのは、サムチュックが終点/始発の便利なロットゥー。私も帰りはそのロットゥーで帰ってきたのですが、バンコクの終点はチャトゥチャックではありませんでした。
チャトゥチャック公園周辺は「タイのサクラ」が花盛り。

東南アジアで3月~4月頃花盛りになるタベブイア、タイ語ではチョンプー・パンティップชมพูพันธุ์ทิพย์、前職でタイ人スタッフのR君が「タイのサクラです」と教えてくれました。


バスいっぱい。

北バスターミナルへは、こちらのブログさんを大いに参考にさせていただいた。公園側からじゃなく、反対側からいろんな番号のバスで(しかも結構早く)行ける方法です。
参考記事

10分かそこらで、チャトゥチャックバスターミナル到着。通称北バスタミナル。




最初は表示に従えたけれど・・・。


ロットゥーが大勢いるこの金網の先へはどうやって行くんだ・・・。

市場かな?



ようやくロットゥーの溜まり場に来るも、今度はチケット売り場がわからない。





行き先もほぼタイ語。辛うじてアルファベットなのはパタヤくらい。



人に聞けば良かったんだけど、教えてもらったところでその案内がわかる気がしなかった。と、ググっているとこちらのブログさんで、なんと移転先の案内に日本語を加えたものを公開して下さっている!
参考記事
どうやらスパンブリー行きはどれも3番乗り場という島にあるらしい。

もう4月。暑くて暑くて、時間ばかりどんどん過ぎていくし、誰にも聞かずに見つけたら行こう、無理なら諦めようという賭け(むしろ見つかるな)を始めた。

そしたら・・・あるもんだねぇ「สามชุก」。

サムチュックの頭文字が自分の苗字と同じ「サ」な上に、ม(m)だのช(ch)だのก(k)だの、比較的難易度の低い文字ばかりだったのが勝因。見つかってしまった・・・17番カウンターでした。

このカウンターで買ってサムチュックへ行くのは975番と954番らしい。



10時半出発。

あ、国鉄。


すぐさま爆睡して目が覚めるとランシットのバスターミナルにいた。

このロットゥーはまっすぐ北上して、時計と反対回りにサムチュックへ向かう。
車内に料金表があった。小さいバス停もみんな拾っていくので時間がかかる。

停車中に男性が乗ってきて、みんなにこれを配った。他の人たちは大人しく20バーツを出している。タンブンの一種か何かかと思いながら私も払った。それともみんな単に喉が渇いていたんだろうか?
何味か全然わからない。

ランシットを出てすぐのところで給油休憩。全員下車ルール発動。


こんな辺境の売店にまさかのセブンティーンアイスが!

こちらでもミニソンクラーンコーナー。情緒あっていいなぁ・・・。

相当何度もうとうとした。

アユタヤのあたりはさすがのお寺の多さ。

国道32号線、アントーン県に入ったところで西に進路を変える。この辺はMちゃんの実家の辺り。去年のソンクラーンはMちゃん家で過ごした。あの時もこの黄色い花がいっぱい咲いていたな・・・。
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夏に行った時にみんなで買い物に行ったBig Cの前も通った。
アントーンの市街地を走るのは初めてだ。


そこから先はひたすらのどかな田園地帯。



サムチュック百年市場
バンコク出発からちょうど3時間。車掌さんが「サムチューック!」と言って、ここで大半の人が下車した。でもロットゥーはそのまま先へ行ってしまい、事前にググって得ていた「サムチュックへ行く場合、ロットゥーは終点なので、帰りもそこから乗って帰れる。簡単!」という前提が崩れていきなり動揺してしまった。「どうやって帰るの!?」・・・死活問題(笑)。
とりあえず人の流れの方へ。

すぐに市場の入り口へ。事前情報ではロットゥーの発着場は市場裏手の少し離れたところにあるとのことだったので、やっぱり間違ったロットゥーで来たんだなと気づく。
ターチン川に架かる橋だった。

ターチン川は遥か流れ流れて、線路市場で有名なメークロン付近でタイランド湾に注ぐ。

あの小さな浮島は「激旨!タイ食堂」さんで紹介されているコーヒー豆を焙煎するおじさんの職場。

参考記事

あ、カオホーバイブア。ここスパンブリー県の名産なんだそう。

市場は、バーンマイと違って一本道だけということはなく、体感でも先程の入り口から伸びるメインの通り(多分)の横に2つか3つくらい並行して通りがあり、それらをつなぐソイも結構あって、一度に回ろうとすると結構大変だった。
まずはすぐに右折してみた。

ホーモック。







ああ・・・やっぱ百年市場たーのしぃぃぃっ!!(帰りの足が心配過ぎるけど。)
百年市場には当然廟が。本頭公廟。

「本頭公」・・・タイに来て初めて聞き、タイの華人街ではよく見る。潮州系タイ華人の土地公さんらしい。マレーシアやシンガポールでは聞いたことがなかった。
道路を挟んでお向かいにも、川を背に祠。ほっとする光景。中国のことは何一つ知らないが、大好き華人廟。

あー、この竹筒みたいなので飲み物を飲んでいる人いたなぁ。ここだったかー!買えば良かった・・・。




この第一横ソイの突き当たりで川に下りてみた。


ちょうど遊覧船が帰ってきていた。そんなのあるの!?乗りたい!でもその前に帰り道を確保せねばならない・・・何気に気もそぞろ。

3番目だか4番目の通りをちょっと歩く。


お年寄りが寛ぐ裏路地を抜けて1本手前の通りへ。


クイティアオルア。お昼どうしようかな・・・。





市場の裏(出口付近)には、フードコート。

第一の通りを、入り口まで戻る。




ここはルークチン屋さんも多い。しかも巨大ルークチンをウリにしている。




見たことない感じのカノム(お菓子)。



カオホーバイブア
入り口付近に戻ってきた。

橋のたもとのお店でカオホーバイブアをひとつ食べてみることにした。


川沿いの席へ。


バチャーン(肉粽)の、よりタイ風な感じ。中には具がいっぱい。シイタケとかエビとか小さなカニ丸ごととか甘いソーセージとか・・・。

食後は川沿いへ。

コーヒー豆焙煎の小島。


また第一の通りへ。ルークチン屋さんを物色する。ドリンクフリーなんて書いてあった(多分)お店もあり、競争激しそう。



ここで20バーツで小さいのを串1本買った。


さっき気になった、オサレカフェへ立ち寄った。




カプチーノyen(アイス)。

第一の通りから脇にそれてみるも、お手洗いがあるような建物は見当たらないなぁ・・・。

「三烹(サムチュック)百年老達・・・功?」

ターチン川遊覧
なんて思いつつまた川岸に来たらちょうど遊覧船が出発するところだった。思わず乗ってしまった。ポールポジション取った。

階段の上の通りでは客引き係のお母さの声がする。あちらでお金払うんだろうか・・・後で払えばいいか・・・。(手前は魚の餌タンブン場。)

出発。まずはちょっとだけ上流へ。

船長さんがガイドも兼ねる。タイ語だからぽつぽつ聞こえる単語が聞こえるだけでほとんどわからない・・・。

引き返して、下流方向へ。百年市場脇を通る。



コーヒー豆屋さんの解説をするお父さん。

あそこにはパトランプがついた船が泊まっていた。


家々の説明をしているお父さん。かすかに「何年」だけはわかる。


寺院。


樹齢100年ですって。


そして船はここでUターン。

中国南部の伝統を色濃く残す亀甲墓のようなお墓の前を通る。紛れもない華人文化。

しかも巨大。

その前を悠々と歩くオオトカゲ。

ボーラーンなお屋敷見学タイム
ここで下船、古いお屋敷の見学タイムとなった。

50バーツの船旅なんてと見くびっていたらここでの見学時間はなんと40分。



まずはここで音楽が流れ、古い何かの機材(ステレオ?プレーヤー?)についての説明を聞く。



不思議な動きの扇風機だった。

辺りの見学。「ボーラーン(昔の)」という言葉がたくさん聞こえた。








このお屋敷にはわんわんがたくさんいた。





こちらは長屋のようになっていて、一間一間がお店のように再現されている。

床屋さん。

日本人でしかも一人の私を不憫に思ってか、船長さんが室内を案内して機材にスイッチを入れてくれたりした。
時計屋さん。

家電屋さんかな?


SHARK・・・?


食堂。

映写機もあった。





マイクもあった。

船頭さんがマイクの電源を入れてくれた。

カメラ。

お屋敷の主の趣味なんだろうか。でもそれをこんな形で陳列しておけたら趣味人冥利に尽きるんじゃないかなあ。

これまたボーラーン(レトロ)なカフェ。7up・ペプシ・ファンタの琺瑯看板が泣ける。


アイスコーヒーを1杯飲んだ。15バーツ。


やっぱりここも飲んだ後はヤカンのお茶(と思われる)を自由に飲んで良さそう。百年市場というか華人さんの習慣なんだろうか。

人懐っこいわんわん。

キッズもやってきた。


堪らない雰囲気だ。

お酒の専売所(?)まで再現されている。



先ほどの立派なお墓はこのお宅のご先祖様・ご家族のようだ。

説明係のお母さんたちに、どこに住んでいる、何をしている、一人なのか、どうやって帰るのかなどいろいろ質問された。イープンイープンと気に掛けて貰えて幸せだと思う。

カフェのお父さんは演奏もこなす。


40分の見学を終え、出発。躊躇わず募金箱に寄付してしまういい時間だった。
乗船時にツアー代50バーツの集金があり、最初てっきりこのお屋敷の見学代だけかと思ったらなんとツアー全体の料金だった。コスパ良過ぎて申し訳ない。


凄い感じのコントロールパネル。


お坊さんがボートを漕いで川を渡り、船長さんは横波が立たないようエンジンを弱くした。


百年市場に帰ってきた。

50バーツで1時間10分、いい時間だった。

川沿いの家々を見て・・・。


バンコクへ帰る
もうすぐ4時。第一の通りを一目散に市場の裏手へ出た。
市場の裏手には運河があり、モタサイのライダーさんたちに「バンコクに帰るのはどこですか」と聞こうと思ったが、ググって見つけたこちらのブログさん(リンク切れ)の写真に写っていた赤い橋が見えて・・・。


ロットゥーの列。いやーこの安堵感。やった!帰れる!!

帰りも120バーツ。

お金を払って受け取った番号札は後で回収されます。


さあ、帰ろうバンコクへ・・・!

給油休憩(お約束)。

帰り道はまったく違うルート。サムチュックからスパンブリー県を340号線でひたすら南下し、ノンタブリーのクレット島あたりをかすめて、セントラルプラザウェストゲート前も通過。




ところでこのロットゥーはバンコクのどこに行くんだろう、方角的に案外北ターミナルだったりして!と思ったら、全然違うところで終了となった。

現在地を確認すると、どうやらここ。南ミニバンステーション???
当時はそう記載されていたようだが、その後ピンクラオの南バスターミナル的な呼び名になり、現在は新しい南バスターミナル(タリンチャン)もできたため、そのサイタイマイ(新)に対しサイタイガオ(古)と呼ばれているようだ。
途方に暮れていたらロットゥーのドライバーさんが「ヴィクトリー。フリー。」と、後ろの方にいたオレンジのバスを指さしてくれた。

夕暮れのピンクラオ辺りを出発。国鉄の駅があるみたい。(Bang Bamru駅。)

ずっとトールウェイ走行。

川を渡り・・・

チャトゥチャックの北バスターミナルを文字通りかすめただけ。

ヴィクトリーモニュメント到着。随分久々に来たんだなあ。喪に服してかライトアップされていないのを知らなかった。

以前は白いロットゥーが埋め尽くしていたこのロータリー、今はもうこんなにがらーんとしてしまった。

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