あの日、海の向こうで

いにしえのスタイルで1日分を1ページに押し込む旅日記。長文・画像大量・容量大。

再びバーンマイ百年市場(チャンチュンサオ)

※店舗・価格等の情報は訪問当時のものですのでご注意下さい。

2016年6月11日(土)

再びフアランポーン駅からタイ国鉄

先月行ったばかり、チャチュンサオ県のバーンマイ百年市場へどうしてももう一度行きたくなった。

前回は昼にバンコクを出て時間があまりなかったから。今日は1本早い列車で行くことにした。

フアランポーン駅。

フアランポーン駅

10:10発のチャチュンサオジャンクションChachoengsao Junction行きに乗る。

私の「チャチュンサオ」が通じなくて「ハァ?」と聞き返して来た前回の男性駅員さんと違って、今日のお姉さん駅員さんは終始笑顔で、最後はワイで見送ってくれて感激した。

切符を買ってまだ30分ほどあったので、地下鉄駅の出口にあったやる気のない食堂に入った。

こんないい立地にありながら、やる気ない店はやっぱり料理もタマダーだな・・・。

クイティアオムー。でも駅ナカなのに40バーツだったので良心的といえば良心的。

クイティアオムー。でも40バーツだったので良心的といえば良心的。

今日のチャチュンサオ行きはドームの中6番線にいた。

フアランポーン駅

駅名標塗装中。

もうとっくに入線していて焦ったが、空席は結構あった。

行き先確認、ヨシ。

進行方向右側は日が当たっていたので誰も座っていなかった。私も前回は右側に座ったので、今回は左側に座ることにした。

しかも私の席は二人掛けだったので、写真を撮りまくることを向かいの人に気兼ねしなくて済む。

タイ国鉄チケット

スリン行きが入線してきたのが見えた。遠くまで・・・。

車内販売のお母さんからナムパオ(水)を買う。

出発。

フアランポーン駅の先は野ざらし車両基地状態。

走り出してすぐに停車。

美味しそうなガイヤーンやプラーヤーンの屋台。

乗客が買っていた。

線路脇に続く生活感。

エアポートレイルリンクと並走が始まるパヤタイ駅辺り。

ARLの高架下は・・・これは不法占拠なんだろうか。わからない。鶏籠がいっぱいだ。

洗濯物もいっぱいだ。

国鉄マッカサン駅からARLマッカサン駅に至る辺りは巨大な車両基地だ。

ここはもう財政再建の一環としての再開発計画があるところだそう。
タイ国鉄、マカサン駅一帯で大規模再開発(newsclip.be)※リンク切れ
タイ国鉄大赤字なんだなあ・・・そりゃあタイ国民無料なんだから日本の国鉄の比じゃないか。私たち外国人だって格安の恩恵を蒙っているわけだし・・・。
ところで、ここに限らずあちこちに放置されているっぽい車両たちを見ると、タイ国鉄の固定資産台帳ってどうなっているんだろうと興味が湧く。

こちら立派なARLマッカサン駅。ARLもタイ国鉄が運営。私の楽しい乗り鉄ライフ継続のためにも、どうか頑張ってタイ国鉄!(外国人料金値上げしてもいいから・・・。)

でも確かにほとんどの踏切にも人員配置して、膨大な人件費だよなあ・・・。

ARLラムカムヘン駅のモール。

多分Hua Mak駅。

多分Ban Thap Chang駅。

こんな駅があったの知らなかったなあ、Soi Wat Lan Boon駅だって。

でも停まらなかった。

ラッカバーン駅。

ここでARLとはお別れ。

風景は一気にのどかになる。

なんだろう、引き込み線。

Phra Chom Klao駅。

Hua Takhe駅手前。

線路の敷地は広く、駅の向かいには名門キングモンクット大学のHua Takheキャンパスがある。(のを今日初めて知った。)

小さな運河はハスやホテイソウで埋まっている。

大きな運河には、何か大きな仕掛けが落とされていることがある。

バンコク近郊の運河

耕運機の後ろをシラサギのような鳥たちが追いかけているのが見える。

Khlong Luang Phaeng駅。

多分Khlong Udom Chonchon駅。

Preng駅。

Preng駅のそばにあった大きなお寺はWat Preng Phaibun Thanyahanというらしい。(Googleマップ先生によれば。)

毎度駅名標がボロボロのKhlong Khaeng Klan駅。

この先保線区さんがいた。

日本のように作業を止め通過列車に手を挙げて合図を送るということはない。列車側は警笛鳴らしまくりだけれどこれは別に保線区さんに限ったことではなく走行中ずっと鳴らしてる。

Khlong Bang Phra駅。

終点一つ前Bang Toey駅。

二度目なのにまたほとんどの駅の写真を撮り、またここに貼ってしまった・・・。

買った水は周囲の人を真似てこんな風にぶら提げていた。

有蓋車も無蓋車もこの放置はなんだろなあと。

そして格別な賑わいのチャチュンサオ駅到着。

機関車はすぐに離脱していった。

お寺へのタンブン(寄付)のなる木。

ソンテウでバーンマイ百年市場へ

二回目ともなるとスムーズ。駅前大通りのソンテウ乗り場へ。係り(?)のおじさんに「タラートロイピー」と言うと「Yellow」と言われやっぱり黄色のソンテウしか行かないらしい。

お子さん同伴のソンテウだった。ほー、チャチュンサオにはこんな名前のサッカーチームがあるのか。中国語の闘魚やね。

Googleマップを追いながら・・・。

今回はちゃんとバーンマイ百年市場(新屋市場)の前で下車できた。8バーツ。

ちょっとここ渡るの苦労しましたけど。

2025.02.21追記

2024年現在10バーツになっていた。

バーンマイ百年市場

ここです。

 

ソンテウは頻繁に通る。帰りもまた黄色ラインのソンテウに乗ればいい。

バーンマイ百年市場へ行ける黄色のソンテウ

早速潜入。

オタオタのタイ版みたいな魚の練り物を食べ歩く。

観光客向けだけれど、この雰囲気は本当に好き。

バーンマイ百年市場

タンブン(放生)場に大物いた・・・。

バンパコン川に流れ込む支流。

東屋のように休憩できるスペース。何があるわけでもないけれどこういう場所があって嬉しい。

ロッチョン(パンダンのゼリー)。

6本で20バーツだったか30バーツだったか。お店のお母さんは実に塩対応だったな・・・。

でもこのカノムはとても美味しかった。

村の守り神的「復興宮」。

村の守り神的「復興宮」

村の守り神的「復興宮」

とてもビッグな天地父母牌位、牌位というか柱。

村の守り神的「復興宮」の天地父母

以前飲んでちょっと気に入り気味青汁なバイブアボック(ツボクサ)ドリンクもこの中にある。濃い緑のがそう。

何か凄い色の煮物。

このパッタイ屋のお父さんの「アロイアロイ」の呼び声はなんか良かったな。

美味しそうな煮魚。

ホーモック。

干物。

2025.02.21追記

この干物たち、2024年の再訪時にはなんだか違うスタイルで干されていたのが印象的だった。

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突き当たりのお店に来た。前回はソンテウの終点まで来て、ここから散策をスタートしたんだった。

バンパコン川を眺めて、Uターン。

この桟橋にもタンブン場。

出た、ルークターン!私がマンゴスチンのお化けかと思ったヤシの一種。

ルークチン

ルークターンジュース、普通に美味しかったです。

日焼け止めの何かを真っ白に塗った年配のお母さんの屋台で焼きバナナと焼き何かを買った。バナナは3本で20バーツ、焼いた何かは小さな袋に入れて黒蜜がけで30バーツ。

お母さんに「パーサータイ ゲーン」と言われる。本当にゲーン(上手)なら言われないんだよなぁ・・・身振り手振りを交じえた必死のカタコトの結果(苦笑)。そして意外にも焼いた何かがめちゃめちゃ美味しかった。繊維質の多い、歯ごたえのしっかりした焼き芋みたいな感じ。

華人系の住居らしく、南洋のショップハウスがそうであるようにここも間口が狭く屋内は川の方に長く続いているので、食堂も細長くて、川に面した席はとっくに埋まっている。

そんな食堂の一軒に入りバミーヘーンを頼んだ。

素朴な食堂だけれどWiFiFacebookQRコードもあった。

バミーヘーン40バーツ。

おっきな豚ひき肉のパテが入っていてびっくりした。

生き物のタンブンはこれまでしたことがない・・・何かそこに大いなる矛盾があるような気がするから。でも今日は魚を3匹逃がした。

この脱出シューターから流す。

お、カニ凄い。

東屋に腰掛けて焼きバナナと焼き何か(芋類・・・?)を食べた。

私の背後でお父さんが投網を投げた。

日本のより何周りも大きな川エビがたくさんかかっていた。

橋のたもとにあるお気に入りのサンプラプーム。

レトロなカフェ

長屋の中に昔は集会所でもあったんだろうかというちょっとした広いスペースがあり、この市場の歴史なんかも展示されている建物があったりする辺りは食堂になっていて、すぐ裏手の厨房も忙しそうだった。

英語を話す若い旦那さんが呼びこみをしているカフェというかなんというか趣のあるお店に入った。マレーシアでいうコピティアム的な・・・。

バーンマイ百年市場のボーラーンなカフェ

20バーツのタイコーヒー(温)がしみじみ美味しい。

練乳沈殿スタイル。

飲み干して一息ついていると、奥さんなのか妹さんなのか、お茶のポットを持ってきてくれた。

別のテーブルじゃない?とびっくりしたけれど、「飲んでいいんですよ」と言われる。

このお茶もまたしみじみ美味しかった。

2025.02.22追記

タイの、特に中華系のカフェでは注文した飲み物の他にジャスミン茶のような中国茶がついてくることが多いことを後で知った。

バーンマイ百年市場のボーラーンなカフェ

そして、入り口へ戻ってきた。

バンコクへ帰る(アソークまで)

黄色いラインのソンテウはすぐ来た。

車内でググると14:05発という絶妙なバンコク行きがあることを知る。渋滞で間に合うかドキドキするも大通りに出ればスムーズ。

また8バーツを払ってソンテウを降り、歩道橋を渡って駅へ。

2025.02.22追記

2024年現在は10バーツ。

チャチュンサオ駅前の蒸気機関車。

窓口でマッカサン駅(本当はアソーク駅なんだけど・・・また間違えた)までの切符12バーツを買う。14時台はチャチュンサオ始発だった。

次の15時台はアランヤプラテート発なので座れないと思われる。

うん、間違いない。

グリルつきだけど、座席も確保できた。

車内販売のおばちゃんたちからまたナムパオ(ボトルウォーター)を買った。

出発。

車掌さんの検札。

眩しかったので席を逆にしたら、この車両も日本製だったことに気づいた。

日本車輛。

日本車輛プレート

でも結局風を浴びたくてまた元の向きに戻ったらそこから爆睡。起きたらもうラッカバーン駅もとっくに過ぎていた。

気づいたのはHua Mak駅だったっぽい。いつの間にか向かいに女の子が2人座っていた。よく寝る人だと思われたろうな・・・。


セーンセープ運河。

地図を見ていて、途中のKlong Tan駅で降りればトンロー通りが近かったことに気づいた・・・頃にはもう遅かった。マッカサンからMRT→アソークからBTSって面倒過ぎる・・・雨も降りそうだし。

下車前に古めかしい運転台と連結部分を覗く。

マスコンハンドル

アソーク駅下車。ホームが途切れていてバラストの上に降りることになり痛かった。

ARLマッカサン駅下の交差点。

セーンセープ運河ボート

いつもならすぐにMRTのペッチャブリー駅に入るところだけれど通り過ぎてその先へ。

運河を越える橋の片隅にひっそりと運河ボート乗り場があった。

乗船。車掌さんが回ってくる。

ソイトンローPierまでは10バーツだった。

それにしてもこの運河、クサいなあ・・・。

ボート同士がすれ違うと水しぶきが上がる。

水しぶきを防ぐためにハンドルを引っ張って幌を上げる。担当はたまたまそのハンドルそばにいた人。

運河ボートのシートを上げる

いつも混んでる。

ソイトンローピアで下船。

センセープ運河を渡り・・・

赤バスで帰った。

トンローの期間限定マーケット(再)

一雨来る前にちょっと来てみた昨日の週末マーケット「EST by TGIF」。

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テント内。

バンコクらしいと言えばバンコクらしいが、さっきチャチュンサオくんだりまで行って違うタイプのマーケットを見てきた目にはタマダーに見える・・・。(バーンマイ百年市場もがっつり観光客向けではあるんだけれど、なんかこう歴史が違うっていうか。)

洗練されてますよ、ええ。

全体的にテーマは「緑」。というかネイチャー?

フードの屋台も賑わっていたけれど、混みすぎだしお高め。

「焼きそば」がある。

というわけで、そのままスッチマンション下へ。

一人メシ用のタイ料理メニューはだいたい食べ尽くしちゃった感が凄い・・・かといってみんなで取り分けるようなメニューは試せないし。
なんて思っていたらカオマンガイ屋台で見つけた、これ。カオマンムーオップとカタカナで書いてあった。カオマンガイ屋台だけれどムー(豚肉)。

ここはいつも薬味がふんだんだけれど乾き切ってそうで遠慮している。

見た目にはいい。

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