(2019.07.19作成)
2010年1月30日(土)
ホテルの朝食
朝、起きるとちょっとだけ南にある都会の冬の朝。

台北車站、剛健なデザイン。


昨夜は暗くて見えなかった漢字の看板に萌える。


駅には行列が。観光客?

さて、朝食に行こう。




お粥一式。

担仔麺スタンド。


パッションフルーツに南国を感じたけれど、この時は食べ方がわからなかったな。



台北街歩き開始
さて、出かけよう。



ホテルからほぼ軒続きのところにMRT台北車站があって便利。

横からは台鐡の台北車站が見える。どの国も中央駅の威容が好き。


これ1枚でなんでもできた悠遊カード。


まず下車したのは雙連站。


この時、ここが雙連朝市の入り口と気づいていたのかどうか。用事があったので先を急いでいたのかもしれない。(翌日行く。)




街角の交番。




リージェント台北まで来たのは街歩きのためではない・・・。
2024.07.29追記 -------------------------------------✈
今見返すとずいぶん歩いている。当時はバスにもタクシーにも乗れず、歩くしかなかった。ここもツアーパンフではよく見るホテルだが、もし当時の自分がここに泊まっていたら駅までの移動に苦労したろうと思う。今はスマホですぐバス路線も調べられるしUberもあるし、まさに文字通り十年一昔・・・。
---------------------------------------------------

このホテル内にあったルックJTBラウンジに来たのだ。

それも、鼎泰豊の予約に。
レストランの予約に旅行会社を通していたなんて今となっては懐かしい思い出話だね・・・。


帰り道、見掛けた自販機。

見慣れた商品の中に、存在感あった「36法郎」。

帰りは中山站に戻ってきた。

人がまばらなのをいいことにすかさず記録。


シルバーシートは「博愛座」というのね。(すべてが学習。)

龍山寺詣で
次に下車したのは龍山寺站。


まず駅前にあったのは広い公園。



公園の向こうに龍山寺の山門が見えるも、まっすぐには近づけない。

公園の右側を回ってお寺に向かう。途中あった三水街という路地は美味しいものがたくさんありそうだった。





2020.06.27追記 -------------------------------------✈
この頃縦横無尽な街歩きなんてできなかったけれど、この市場には2019年に入れて良かった。
---------------------------------------------------

関連記事

龍山寺の入り口に到着。

今はもう見慣れたけれど、この時はお寺に電光掲示板があることにびっくりした。


鯉がたくさんいる池に囲まれていた。




そして門をくぐると、たくさんの参拝者。







キャンディを渡された。(私の地元ではこういうお菓子を「おごふ(お護符)」という。)

カラフルなお供え物を見るのは楽しい。








宗教を問わず祈りの風景を見るのが好きな自分には良い時間だった。


龍の噴水。


MRTで移動。

西門街歩き
次に降りたのは昨日も来た西門站。ガイドブックによるとショッピングの街らしい。




西門のランドマークはこの西門紅楼。
劇場にショップなどが入った複合文化施設らしい。

紅楼周辺にはテントも。イベントかな。

紅楼を離れ、成都路を歩く。


成都路に、建物の間に挟まるように台北天后宮。

入ってみると、狭いのは間口だけ。

めでたい桃と壽のネオンサイン。



都会の中の狭い空。


2024.07.29追記 -------------------------------------✈
台北天后宮は後年再訪し、美しい御詠歌のような誦経に感激した。
---------------------------------------------------
もう少し成都路を歩く。

元気寿司があった。(今は地図で探しても見つからない。)



「台北牛乳大王」で飲み物休憩。


黄色いのはマンゴーミルクだったか。


ぶらぶらと。


西門で牛肉麺
成都路を駅前まで戻ってきて、今度は駅の反対側へ。


通りの名前は衝陽路と名前を変えた。
お供え物・・・素敵。

ランチに狙っていたのはこのお店。

でもお休みだった。2日後にリベンジする。

仕方がないので「るるぶ」を頼りに近くの桃源街へ。

ここでは牛肉麺屋さんをはじめとして飲食店がずらっと並んでいた。





オーダーはメニューの紙に記入して渡す方式。助かる・・・。

初牛肉麺。正直こんなもんかという感じ・・・。
2024.07.30追記 -------------------------------------✈
当時はこんな感想になってしまったが、その後年齢と回数をを重ねて牛肉麺も良いものだとわかってきた。
---------------------------------------------------

総統府から二二八和平公園
そこからおそらく寶慶路を歩いて行ったのだと思う。ここは法務部だったらしい。

そして見えてきた総統府。1919年、日本統治時代に総督府として建てられた建物がそのまま使われている。


台湾の政治の中心だ。

総統府を離れて大通り(凱達格蘭大路)を歩く。

あちらは介寿公園というらしい。

銅像が立っていた。今調べると林森という清朝末期の革命家だそうだ。

前方に見える楼門は旧台北府城の東門(景福門)らしい。

左手は二二八平和公園。

入ってみた。

台湾で最も辛い歴史をその名に持つ公園だが、穏やかな市民憩いの場となっていた。


自販機で購入。


植生に南国を感じる。


この時初めて見た小さなハトが気になった。ほんのり赤い、名前もベニバトというらしい。

これが二二八和平記念碑だった。

樹上にリスがいた。これぞまさにタイワンリス。

エサをもらい慣れているようで下に降りてくる。



池の塔。


お堂。誰かの胸像がある。

またお堂。「翠亭閣」と書いてあるようだった。いや「亨」かな。



公園に隣接していた台大醫院站。

一旦ホテルの部屋に戻り休んだ。
冬の遅い午後のやわらかい光が印象的。

中正紀念堂
夕方、また外へ。

破格に立派だった中正紀念堂站。


ここは凄い。有事の際にはシェルターになりそうだと物騒なことを考えてしまう。


地上に出たらすぐ立派な建物が。
国家戯劇院。

そこから中正記念堂の広場に入った。有名な紀念堂前の広い広い広場(自由広場)の中ほどから入った格好になった。奥の建物は国家戯劇院と向かい合う国家音楽庁。


国家戯劇院を表から。


あちらが広場の入り口の牌楼。

そして正面にそびえ立つのが中正紀念堂。


広場(自由廣場)は広大で、歩いても歩いても中正紀念堂になかなか近づけない。

パレードだろうか。

紀念堂前には屋台が出ていた。


包丁のような刃物のマッサージ。


上ってみる。


スケールが大きい!!





ワンちゃんの散歩もできて、結構自由。

紀念堂の中におわします中正(蔣介石)さん。

両脇に衛兵さんを従えて。

どこの国でも衛兵さんは大変なお仕事。


多くの人たちが穏やかに過ごす週末の夕方。

屋台でいただいた胡椒餅。(食べかけご容赦。)

鼎泰豊で晩餐
さて、移動開始。さっきとは別の門から出る。


美味しそうな食堂街だった。


信義路二段を歩いて行く。


到着したのは鼎泰豊の本店。聞きしに勝る大行列だった。


でも私たちはクーポンがあるので行列をスキップして階上へ案内された。



日本のアニメ・マンガの文化を多大に受けたタッチ。


ミールクーポンはもうコースが決まっていた。まずこちらは昆布と豆干の前菜。


空心菜。

そしてお待ちかねの小籠包。


ほうれん草の餃子。

あと忘れた。(フカヒレだったかもしれない。)


私、この時小籠包初めて食べたんじゃなかっただろうか。

食べかけご容赦。

エクストラ過ぎて食べられなかった排骨麺。

確かこれはウニの小籠包ではなかったかと思う。

チャーハンも来た。

〆はあんこ玉。


ごちそうさまでした。

人だかり。

帰りに見かけた普通のビルの中にあった寺院。



重いお腹をさすりながら辿り着いた忠孝新生站。結構歩いたけれど、この頃はまだ鼎泰豊そばに駅は無かったと思うんだ・・・。


台北101
市政府站へ。

そこからとてつもなく緊張して乗ったバス。でも支払いは悠遊カードをタッチするだけなので楽。

到着したのは台北101。この頃はまだ台北101のそばに駅はなかったと思うんだ・・・(だからバスに乗っていると思うんだけど)。



(あんなに行列して何があったんだろう?)


入場券を買う。


400台湾ドル。

エレベーター。

靄っていてあまりはっきりとは見えなかった台北の夜景。











世界各国の高層ビルのパネルが。


記念投函、国際郵便も行けるようです。

中央には台北101の誇るダンパーが。



外にも出られた。

見上げると最上階の塔部分。



とても華人文化らしくて良い。





ダンパーを模したイメージキャラらしい。

途中宝玉屋さんがあった。

時折物議を醸す赤珊瑚。





台北101見物終了。




またなんとかバスに乗り市政府站まで戻る。

ブザーを押すと「止まります」が光る。

ホテル脇のセブンイレブンにて。

日本やんけ!!




ツッコミどころいっぱいだったARITAの「城市一族」。

OPENって書いてあるのにミシン目がない。

結局こっちから開けることになる。

■Stay:コスモスホテル Cosmos Hotel(天成大飯店)
(2019.07.19作成)